インド・デリー大学 私費留学の手引き

デリー大学留学に必要な手続きを最新の体験談に基づいて記します。東京外大生、インドの大学に留学したい人向けの超コアなブログです。当方東京外大在学中。

1.オンライン出願と願書郵送について

この記事では、デリー大学のオンライン出願、そして出願後印刷した願書と証明書類の郵送をする手順について説明していきます。基本的にまだ面倒くさい域ではありませんが、ん?っていうときには参考にしてください。

 

⑴オンライン出願から郵送の流れ

 

まず基本的な出願フローは以下の感じです。

①Foreign Students Registryのサイトにアクセスし、入学セメスターのオンライン出願ができるようになっている場合、Online Registrationから新規ユーザー登録。

②続けて出願のページを入力。基本的な個人情報、希望コース選択、学歴等の入力。

③証明書類、証明写真、署名をスキャンしたもののアップロード。

④アップロードが反映されたApplication Formの印刷。

⑤都内の公証人役場で印刷した願書を認証し、アポスティーユを願書に添えてインド大使館へ。インド大使館で認証を申請、受け取り。

⑥認証済みの願書、証明書類をまとめて大学に郵送。

⑦数週間後、受け取りのメールが大学に届く。

 

⑵それぞれについて補足・アドバイス

①について:2018-2019年では、2018年2月15日にオンライン出願できるページが解放されたので、おそらく毎年その周辺にオンライン出願できるようになると思います。ページが解放される何日か前に、具体的な日にちがアナウンスされます。だいたい3月末までが締め切りになりますが、時期を過ぎてもまたアクセスできるようになったり、そこら辺はガバガバです、正直。

 

②について:基本的な個人情報は問題ないと思います。コース選択については、CertificateとDiplomaに関しては第三希望まで希望が出せます。まあ大体第一希望で通ると思いますが。

あと基本的に、打たないと先に進まないけど、まだ決まってなかったり、自分に関係なかったりするところは全部NA、って打っとけば大丈夫です。Address in Delhiとか。日本人の多くは、Examination/Course Passedの10thも高校の制度としてないのでNAで大丈夫です。もし年の部分で数字入れなきゃ前進まなかったら高1の年打っとけば大丈夫。Marksについては、Maxを100%として表すらしいですが、Certificate/Diplomaだったら、虚偽でなければ基準はテキトーでまず大丈夫です。自分は日本の高校の成績まんま、Maxを5.0として平均評定普通に入力しましたが余裕でした。

Other detailsについては、インドの大学にいなかった人はLanguages knownとProficiency in spoken English、TOEFL score以外はNAかNAも打てなかったら空欄で大丈夫です。ちなみにTOEFLのスコアは70以上である必要がありますが、ハードルは低いです。

 

③④について:面倒くさいです。証明写真、書類は決められたサイズ内にする必要があります。この手の作業は外国人登録とかでもやるので慣れときましょう。ファイルを圧縮するサイト使うなり、画質を調整するなりでサイズ内に抑えます。署名は、紙に書いたやつをスキャンで大丈夫です。アップロードして、写真と署名が違和感なくはまり、書類も問題なくアップロードできたら、願書の部分を印刷します。

証明書類については、高校の成績証明書、卒業証明書、大学の成績証明書、大学生は在学証明書、卒業生は卒業証明書を英文で発行する必要があります。シラバスも確か必要だったかなと思いますが、僕の場合は高校が英文シラバスなんて出さなかったので、たしか高校の成績証明書を余分に郵送しときましたがそれで大丈夫でした。大学のシラバスは、とった科目の英文シラバスを大量に印刷して送り付けたら大丈夫でした。あとたしかDate of Birth Certificateも必要だったかと思います。正確な手順を踏むのならば、市役所で申請した戸籍謄本的な書類を、翻訳事務所等にお金払って翻訳してもらい、証明書つけてもらってそれを添付する必要があるんですが、面倒くさかったので自分はDate of Birth書いてある公的文書じゃんってことでパスポートをアップロードしたら大丈夫でした。心配だったら上記のプロセス踏んでください。

(注:AIUの証明については、必要らしいのですが、自分の場合無くても余裕で入学できました。外大の在学証明書があったからかもしれないですが、心配でしたら、この時期にAIUのサイトから証明書の申請書を印刷し、申請することをお勧めします。ここでアップロードできなくとも、5月末までに追送すれば問題ないらしいので。AIUの証明書も一応出しておく場合、以下の「⑤について」で書く認証のプロセスがまた必要になるので、願書と同じタイミングでやっておくいいと思います)

 

⑤について:願書を印刷したら、郵送するのですが、その前に願書をインド大使館からAttestしてもらう必要があります。これも意外と面倒くさいですが、東京近郊にお住いの方であれば都内の公証人役場で手続きを済ますのが一番早いです。

早く、そして楽に手続きを済ますには「都内の」というのが意外と大事です。都内であれば、認証からアポスティーユまで一か所で出来ます。手続きは、公証人の面前で、印刷した願書にアップロードした署名の下に署名するだけです。そこで手続きしたら、それを持ってインド大使館へ行き、認証をもらいます。地方の人は、アポスティーユ得る為に、公証人役場から法務局、外務省に足を運ぶ必要があるかもしれません。

 

⑥⑦について:認証を受けたら、願書にある住所に郵送します。EMSが追跡もできるし良いかと思います。で、何週間後に大学から受け取り完了のメールが来たら、出願完了です。

 

 

2月までにそろえなくてはならないのはTOEFLのスコアと、高校の成績等の英文証明書類ぐらいです。TOEFLは以外とすぐスコア出るし、証明書系も一週間程度で出るので焦る必要はないですが、願書出すまでに色んなところ出向かなきゃいけなくて面倒くさいので、できるときに早め早めに準備しておくことをお勧めします。