インド・デリー大学 私費留学の手引き

デリー大学留学に必要な手続きを最新の体験談に基づいて記します。東京外大生、インドの大学に留学したい人向けの超コアなブログです。当方東京外大在学中。

4.【最難関】入学手続きについて

Student Visaを習得し、そして海外留学保険に入り、出発日が決まると。

いよいよ始まります。ついに最難関がきました。

(私費の場合、寮は最初から入れないので、寮に入るにしろ、一人暮らしの家を探すにしろ、1週間はホテルを予約しておくのが良いと思います。OYOというアプリを入れると、格安で泊まれるいいホテルを見つけられます。

家探しを同時並行でやる場合、日本人がやっている不動産屋さんもあって、20000ルピーでとても綺麗な部屋もあるので、まずそこに相談すると良いかも。寮に入るのも可能です。手続きはかなり面倒くさいですがご飯付きで格安。直談判しに行くと案内を受けられます。)

 

大切なのは、いらいらしないこと。1日中手続きに費やしたって、何にも前に進まないことなんて茶飯事です。Visaがあればこっちのものなんですから、焦らない。観光でもしながら、気長に、気長に。絶対入学できますから。

 

注意:時期はざっくりです!目安は7月下旬で、Provisionalに書いてある時期ではないですけど心配する必要は全くご無用です。のんびりで全然大丈夫です。なんやかんやで1週間以上はかかります。9月くらいまで手続きしてる人もいます。

 

手順

まずカンファレンスセンターに行きます。

カンファレンスセンターへの道のりは、Yellow Lineで大学駅下車。ゲート4とリキシャーのおっさんに伝えてください。。

ゲート4を入って右手の建物です。カンファレンスセンターって書いてあるからわかります。建物を入った階段を二階に上がる。右に曲がります。ルーム11が留学生のオフィスです。手続きしたい旨を伝えます。多分人いっぱいいます。

おそらくルーム4に行け、と言われます。ここが基本の待合室になります。正面に並んだ机で書類のチェックを受ける。このとき、全部の書類のコピーを持参すること!!かなり大事です。

注意:Evacuation Clause付きの保険証書を出せと言われるので、保険の証書はもちろん英文、でかつEvacuation Clauseの文字を入れるよう頼んでください。自分の場合は、保証はされていても、Evacuation Clauseの文言がなかったため少しもめました。大体の保険には入っていますが、文言として織り込むことをお勧めします。なくても押し切る勇気があれば大丈夫ですが。

チェックが終わると、アライバルフォームというのを書きます。提出してからも時間かかります。

 

書いたら、それを持ってまたルーム11へ向かいます。

ここで入ってまっすぐの小部屋に通されるのを待ち、偉い人にサインをもらいます。ここで説明を受けます。カレッジやDepartmentが承認すると、Portal(オンライン出願したページ)が切り替わるからなどと、云々言われます。

 

カレッジ等が承認すると、自分のページ(応募したページ)が切り替わります。これには何日かかかります。いらいらしないこと。Room11に催促、いつ変わるか確認するのが早いです。確実に仕事をさせよう。

ページが切り替わったら、カレッジとコースが追加されたレジストレーションフォームが見られるようになるので、下の階、入り口から入って右方向の部屋で印刷します。

普通のインド人も、よくわからんサイン待ちでごった返しているのでぐいぐい行って、部屋の中のコンピューターでログインし、印刷します。このプロセスは留学生だけなのでなんか言ってくる人がいるかもしれませんが無視してぐいぐい。しつこかったら、上でやれと言われた、と主張してください!

印刷出来たら、インド人の流れに乗りつつその奥の部屋でインド人同様サイン待ち。インド人は手書きの紙を持っていますが無視で大丈夫です。ぐいぐい行ってサインをもらう。

もらったらまたルーム11へ戻ります。これを入り口付近のおっちゃんに見せればFSRのスタンプ押してもらえます。それをもっていざカレッジへ…

 

カレッジにはその印刷し、スタンプ貰ったやつと、証明写真、そして提出した書類の原本が必要。そこで書類を確認されたら、またそこでアライバルフォームのようなものを書いて、証明写真を貼って、提出します。すると学費支払いのオンラインページにログインできるように、登録してくれるはずです。

支払いに移ります。支払いもとにかく長い…

 

おそらく、オンラインの支払いを指示される。「PG Fee」と検索することで見れるサイトを紹介されます。アドレスとパスワードを打つと先に進めます。紛らわしいですが、「Make Payment」ではなくて、その左のやつをクリック。すると額が出て、DebitやCreditなどで支払いできる、はずでした。できた皆さんはここで終わり。お疲れ様でした。授業が始まるよ、という連絡をお待ちください。

 

ですが、自分はできなかったのです。カード情報を入力しても全然支払いできませんでした。他の留学生もほとんどができていませんでした。インド発行のクレジットカードじゃないからかもしれません。

 

3回学部に赴いて得た解決法をここに記します。

まずカードが全部無理だし、現地の口座がないので現金でないと支払えない旨を学部の人に強く主張します。するとFSRに連絡すると思います。しなかったら自分でFSR(ルーム11)へ向かいましょう。払えない旨を強く主張します。

 

オンライン出願したところから支払えるようにアップデートしてくれ、と言ってください。これには数日かかります。毎日催促、確認に訪れると早いし、確実です。

アップデート後は、オンライン出願したところの「Go for Payment」に行くと、自分の覧の右端にPayのページが新たにできます。

 

Cashを選択し、自分の情報を打つとCash Challanてのが出ます。それがメールでくるはずなんです。それが来たらそれを印刷し、銀行へ行き、支払いです。レシートはくれないですが、提出する必要があるので、必ず取引後のサインがあるChallanの写真とっておいて、印刷します。後にも書きますが。

 

でも自分の場合は来ませんでした。来なかったら、コンピューターセンターにいけば印刷してくれます。CIMAさんいますか?と聞くのが確実。いいおばあさんです。

印刷。ATMでは支払いできません。ブランチに行きましょう。

 

ブランチでは、紙を渡して支払いしたい、で支払いできます。さっきも書いた通り、このときレシート的なのもらえないと思います。もらえたらラッキー。もらえなかったら多分Challanにスタンプとか押してるのでそれをCam Scanなどで必ず撮ってください。後で絶対使うので。それを印刷して2部必要。印刷環境がなければ、FSRで押せば、おっさんにメールすることで印刷してくれます。1部をFSRへ、もう1部を学部へ。

 

これで全部終了です。授業が始まる連絡をお待ちください。

お疲れ様でした。